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1720 真古里まっこり) 星4

ホットペッパーワインショップエノテカ酒蔵(さけぐら).com
焼肉・コリア料理/広島市南区
広島県広島市南区出汐3-9-16
快食案内マップ(周辺のお店も確認できます) [別窓] 地図(Mapfan) ケータイ地図(MapFan)
082-250-1717 タウンページ
17.00-23.00/月休/P有
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真古里ロース1,580円、上カルビ1,470円、カルビ950円、ハラミ950円、ねぎ塩タン890円、地鶏680円、生レバー840円、生センマイ840円、ユッケ950円、パイプ680円、上ミノ680円、レバー680円、テッチャン630円、石焼ビビンパプ980円、冷麺930円、真古里特製ラーメン630円、キムチ盛り合せ630円、ナムル盛り合せ630円、チヂミ630円、

・本店
1720真古里-広島県広島市南区出汐3-9-16082-250-1717
・支店等
・快食情報交換室
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コメント
テレビ新広島の近くにある小さな店だ
テレビ新広島の近くにある小さな店だ。一見しただけでは焼肉店には見えない。以前、行ったことがある上海郊外の水郷、朱家角にありそうな佇まいだ。知る人ぞ知る人気店のようで、予約をしていない客が入店できずに帰ったりしていた。僕は予約していたので、問題なく座れたが、平日でも可能な限り、営業時間前に予約するようにしよう。まず驚いたのは、店主が「今日はありがとうございます。よろしくお願いします!」と大きな声で僕たちに挨拶されたこと。僕もつられて「こちらこそよろしくです」と応えてしまった。そして付き出しを提供する際に「○○さん(←僕の名前)、地鶏の皮のポン酢かけがあるんですが、召し上がられますか?」と尋ねたのだ。付き出しの要不要を確認することも凄いと思ったが、ちゃんと一見の客に名前で呼びかけるというのも凄い。フランス料理店などでは、入店するなり「○○様ですね。お待ちしておりました」と、名前で対応してくれることがあるけれど、ここは焼肉店である。不意を突かれた驚きの対応だった。しかし、この店はそれだけではないことが次々と判ってくる。予約をして来てくれた客には電話代の十円を返却するのだが、これがピカピカの十円玉なのだ。広島市内では「福屋」で買い物をすると、ほとんどの場合、新札でお釣りをくれるが、そんな百貨店のサービスに通じる心意気を感じた。この店のサービスの素晴らしさについて、具体例を指摘すればきりがないのだが、その根幹は「ウチの店に来てくれた客は皆、家族なんだ」という意識であるように感じられた。馴れ馴れしいのではなく、押し付けがましくない親密さとでも言おうか、そしてそれは店主のお人柄そのままなのだ。さて、このまま書き続けていると、料理についての説明を忘れそうになるので、書き記しておこう。最初に塩焼きとして、ネギ塩タンを食べた。青ネギを巻いて食べるタンだが、タンのとろんとした甘いゼラチンが感じられ、これは上等のタンであることが判った。タレは真古里ロースとハラミ。全体的にもそうだけど、タレの味付けはやや甘めに寄っているように感じた。真古里ロースは脂身の味が軽く、口の中へ香ばしさを残しつつ、さぁっと消える潔い肉だったが、値段からすると、もう少し味がのっていてもいいかな?と感じた。逆にハラミは値段からすると極めてお得感がある。というか、僕は目隠しで食べさせられたら、これをハラミだと言い当てることはできないだろう。それというのも、ハラミは横隔膜の肉なので、どうしても僅かな内臓臭があるのだが、ここのハラミにはそれが全くなく、上等なロースを食べているような味わいだったのだ。これは必食だと思う。続いて内臓系は、パイプ、上ミノ、レバー、テッチャンと食べた。この中で旨かったのはパイプとレバー。パイプは最近、広島でも見られるようになった筒状の小腸で、内側に腸壁の脂を残したまま、表面だけを焼くことができる。噛み締めると甘い脂が口に広がり、切り開いた小腸よりも上手に焼くことができた。レバーは本来、生レバーを食べたかったが、品切れとのことだったので、焼肉用のレバーをお願いしたのだが、これが臭みなど皆無で、え?なぜこれを生で出さないの?と不思議に思うほどの旨さだった。これよりも質の悪いレバーを生で出す店はいくらでもあるよ、と店主に言うと「いや、ウチではこの質だと焼肉用です。生レバーはもっと上でなくては」との答えだった。いやはや、次回はぜひ生レバーのあるときに訪れたいものだ。生レバーはなかったが、生センマイがあったので、それを食べると、これまた実に旨かった。しゃきしゃきした歯触りと、爽やかな香り、そして何よりもつけダレが旨い。広島市内のホルモン料理店で時々供される、味噌を主体にして唐辛子と酢を効かせたものだが、中でもこの店のつけダレは旨いと思った。ちなみに、キムチとナムルも頼んだが、キムチはかなり浅い漬かり具合で、ニンニクがしっかり効いている、どちらかといえば日本的なキムチだった。ナムルも鰹節らしき風味が効いているので、和風ですね、と問うと「いや、鰹節は使っていませんよ」との答え。ちょっと不思議な味だった。〆には冷麺を食べたが、白胡麻と青ネギをたっぷり使い、スープは酸味や辛味をほとんど効かせず、すっきりとした味に仕立ててあり、酒をたらふく飲んだ後にはぴったりの〆だった。それともう一点、特筆すべき点がある、ここでは七輪を使って肉を焼くのだが、その七輪に使われている炭の質が良く、量がたっぷりなのだ。最上級の備長炭とまでは行かない思うが、他の焼肉店ではここまで上等な炭を使っているのを(僕の記憶の限りでは)見たことがない。炭が細く、量が多いため、火力はかなり強い。七輪の上に顔を持って行くと髪の毛が焦げるほどだ。そして、網の上の熱の強弱を見極めつつ、適切に肉を焼けば、ふっくら香ばしく焼き上げることができた。やはり僕は、焼肉店の場合は、一定以上は火力が強くなければならないと思うな。弱い火力では最初に肉の表面を固める焼き方ができないため、全体的にメリハリのない、ぶよっとした焼き上がりになることが多い。プロがやれば違いがあるのかもしれないが、素人のレベルでは匂いのない上等な炭を使い、逆に炭に落ちた肉の脂の燻製効果が期待できる、火力の強い炭火が最も上手に焼けるように感じた。それにしても、こんな炭を使えば、炭代だけでも大変だと思うが、きっと譲れない部分なのだろう。肉の値段は決して安くはないが、逆にその質を考えれば高くもない。僕たちは居心地の良さと肉の旨さもあって、久しぶりに途中からリミッターが飛び、一人7,000円以上飲み食いしてしまったが、通常は一人4〜5,000円程度ではないか。肉オタクの人ならば(そんな人がいればだが)、ここよりも良い肉を出している店はあると指摘するだろう。肉質だけなら星3つかもしれない。僕もそれは同意するが、これほど楽しく焼肉できる店はちょっとない。その楽しさは、遊園地のような食事とは関係ないお祭り騒ぎの楽しさではなく、肉を焼いて食べるというその行為に関わる楽しさなのだ。退店時には、客席もご店主の手も空いていたためか、店の外まで丁寧に送り出してくださった。トータルな意味で、これほど快食な焼肉店には初めて出会ったと言ってもいい。これからだんだん暑くなり、焼肉が食べたい季節がやって来る。すると僕はまたきっとこの店に予約の電話を入れることになるだろう。(04.05)

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