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快食案内サーチ
猿猴橋のすぐ近くにある店だ。数ヶ月前にできたらしいが、ラーメン店にありがちな真っ赤な暖簾や看板がなかったので、掲示板で教えてもらうまで気がつかなかった。「かばちや」も「KABATIYA」と表記してある。ちょっと判りにくいなぁ。ラーメンは濃厚な白濁豚骨スープ。もう少し濃くすれば独特の豚骨臭が気になるのでは?というレベル。しかし、そのぎりぎりのところを見極めてあるので、匂いはなく、濃厚な味だけを愉しむことができる。ゼラチンがしっかりしており、脂はちょっと多め、ミルキーさはあまり強くない。麺は細めの固麺ストレート。ちょっと少なめなので、量的には替玉するとちょうど良いくらい。(昼はご飯サービスなので、それを頼んでもOK。)具はバラ肉の部分をトロトロに煮込んだ煮豚、半熟煮玉子、キクラゲ、ネギ、白胡麻。バラ肉は脂たっぷりで、しばらくスープに漬けておくと、とろけるように柔らかくなる。とても旨いのだが、スープが濃厚なところに濃厚な煮豚なので、かなりクドく感じることは確かだ。その上、煮玉子が半熟なので、黄身の濃厚な旨味がプラスされる。重いタイプの旨さをコテコテに重ねるので、苦手な人はダメかもしれない。ちなみに僕は満足して食べることができた。煮玉子に味があまり染みていなかったのが残念けれど、キクラゲのシャキシャキ感が良い合いの手になっており、濃くても飽きなかった。しかし、もう少し、キレのあるものをプラスさせるとさらに良くなると思う。オプションは辛し高菜だけ。紅生姜はない。辛し高菜はちょっと味見したけれど、可もなく不可もないように感じた。なお、メニューは上記のものが全て。基本的にラーメンだけで勝負しているようだ。サービスは若いスタッフが、まだわずかにぎこちなさを残しつつ、動いておられた。店は10席もない小さな店なので、厨房の中がよく見える。よくよく見ると、スタッフの着ているTシャツの背には背番号があった。エースナンバーを付けた男性に「この店のエースなんですか?」と尋ねると「いやぁ、好きな番号を付けているだけです(笑)」と答えられた。一応、日曜は店休日になっているようだが、掲示板情報によると、昼は開けておられるらしい。なお、店名の「かばちや」とは、広島弁の「かばち」から取ったものと思われる。「かばち」とは上品な言葉遣いの対極にあるような言葉で「道理に反した事。または物言い」を指す。用例的には「わりゃ、なにゅう、かばちたりょんじゃぁ!(あなたは何を道理に反したことを言っているのか。)」となる(笑)。なぜこんなのを店名にしたのか、尋ねてみたいな。(01.07)
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