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快食案内サーチ
これでもか!というくらい濃い豚骨ラーメンを出す店。油はそう多くないんだけれど、スープの濃さはまるでクリームシチュー。とろりとしていて、冷めてきたら表面に膜が張る。そのせいか、ま、豚骨をあれだけ使っている割には大したものなんだが、豚骨のにおいがする。僕などは許容範囲なんだが、苦手な人には辛いだろう。客は9割方が男、胃腸の弱い方は止めた方が賢明だ。麺は豚骨に良くある「細堅」ではなく「太プリ」で独特。三枚肉の煮豚が、ふんわりとして旨い。備え付けの胡椒も、スープに負けないよう粒胡椒が置いてある。昼には時々客が並ぶようだが、すぐに座れる。テレビチャンピオンでも取りあげられたが、店主が煙草を吸ってたのと、腕時計してたので大減点くらってた。僕は見たことないんだが、やはり煙草吸われたら嫌だよな。でも、大将の手際良く、店内は清潔だ。(98.08)
再訪。広島県で最も濃い豚骨スープを取っているのではないか?そんなことを考えてしまうほど濃いスープを提供している店だ。その濃さは「ポタージュスープのようだ」と言われているが、その印象は変わらず。スープの色も濃度も、瓶入りのコーヒー牛乳のようだ。しかし、濃さの質が少しだけ変化しているように感じた。以前食べたときは、ほんのわずかに表面が冷めただけでも、微かにゼラチン層が膜を張るほど、ゼラチンの濃さが表面に出ていた。現在は、ゼラチンがやや抑えられており、脂がしっかりと乳化し、牛乳のようなコクのある甘みが強く感じられた。元ダレの味もしっかりしている。やや難なのは、あまりに濃いスープなので、どうしても豚骨の匂いが出てしまっていること。まぁこれだけケチ臭くないスープを取ってるのだから、仕方がないといえば仕方ない。麺は今回訪れてみて、最も大きく変わったと感じた部分だ。以前の麺は自家製の多加水太麺ストレートだったのが、低加水の中太麺で、少し縮れたものになっていた。僕は以前の麺よりも、今の麺のほうがスープのよく合っていると思う。この店では、大盛にすると1.5倍盛と2倍盛が選べるのだが、丼のサイズが変わらないため、1.5倍盛でも丼の底で麺が固まってしまい、ほぐれにくいという欠点があったのだ。しかし、今回の麺は1.5倍盛で食べたけれど、そのような問題は一切なかった。麺に噛み応えがあるから、スープに力負けしていない。スープの強さをどっしり受け止めるよい選択だと思った。これも自家製麺なのか?具はチャーシュウ、ネギ、モヤシ。モヤシは細モヤシで、比較的たっぷり加える。このモヤシと麺を適度に混ぜつつ、スープに浸して口に運ぶとちょうど良い触感になる。チャーシュウは以前、バラ肉チャーシュウだったが、僕なんかは重すぎると感じていた。現在では、脂は多くないけれど、トロリとした触感の旨い肉に変わっていた。これはどこの肉だろう?首肉?全体的に以前よりも工夫の跡がうかがえ、実際に旨くなっていると感じた。すぐ近くに「我馬」という大人気店ができたので、一時期、客が減っていると聞いたが、僕は4〜5名に1人は「我馬」よりも「八戒」のほうが好きだという客がいても不思議じゃないと思う。強烈な個性を持つ店なので、合わない人には合わないだろうが「天下一品」のラーメンが好きだという人ならば、ぜひ一度試してみてほしい。この店もまた、広島を代表する名店の一つだと思うのだ。(02.01)
昨日、僕が食べた「八戒」は、大将が現在、体調を崩されており、奥様が作られた味とのコト。そうなのか。大将には早くよくなってもらいたいものだ。そうそう。卓上においてあるのは荒挽きタイプの胡椒とガーリックパウダー。店名表記の横には、なぜか「中華蕎麦」と書いてある。(02.01)
再訪。冷麺が出ているとのことなので、それを目当てに訪れた。相変わらず店内には豚骨の香りが出ているが、以前よりは軽くなったように感じた。この店らしく、大盛は1.5倍でも2倍でも同料金。ということは、この麺も自家製かもしれない。ここは大盛も普通盛も丼が同サイズなので、麺2倍でラーメンを頼むと少し絡むように感じるが、冷麺の場合も丼は同サイズだった。というか、ここには丼が一種類しかないのだろうか?とまれ、その冷麺である。運ばれてきたときは、スープがほとんど見えないので、和え麺?と思ったが、少し傾けると麺よりも少しだけ下を喫水にしてスープが入っていた。味は甘酸っぱく、獣系のダシは入っているのか僕には判らないレベル。麺は加水の多い平麺ストレートで、端的に言えば呉冷麺の麺に近い。そう考えるとスープも呉冷麺に近いし、卓上には唐辛子酢と辣油を用意してくれた。もしかして、この冷麺は呉冷麺のインスパイアなのか?だとしたら、僕はもう少しスープに獣系の味というか、コクがほしいな。ただし、冷し中華ほど酸っぱくないし、スープと麺がよく絡むので、常温よりもやや冷たいくらいの麺がスルスル食べられる。途中で唐辛子酢を加えたが、酸味はそれほど立たず、唐辛子の辛さが後からじんわりやってきてなかなか良かった。具はチャーシュウ、キュウリ、トウモロコシ、茹で玉子、生姜の甘酢漬け(いわゆるガリ)。チャーシュウはラーメンに使っているものと同じようで、しっかり煮てあったが、それでもまだ脂身の部分が残っていた。案の定、口に入れると固まった脂がべっとり広がり、これはちょっとイマイチだった。温めれば上々の旨さであることは容易に判る味だっただけに惜しい。キュウリは細切りにしてロの字に配してあった。独特の盛り付けた。ちゃんと包丁で切ったようで、エッジが立って、繊維がささくれ立っていないところがよかったな。スライサーを使ったキュウリは乾いていることが多いので。トウモロコシは自分で茹でたものと思う。こういう場合は缶詰が普通なので少し驚いた。茹で玉子は完全に固茹でで、1/2個分がスライスされて盛ってある。ガリはちょっとユニークだが、ガリとしての品質がもう少し高ければ良いなと感じた。総じて、冷し中華から呉冷麺へ向かっている料理という印象。いわゆる冷しラーメンとは全く異なる。スープを愉しむ料理ではなく、麺を愉しむ料理なのだ。嬉しいのは麺2倍にすると成人男性が満足できるだけのボリュームがあること。800円という値段を考えると当然といえば当然なのだが、そうじゃない店もたくさんあるからね。個人的には冷しラーメン系のほうが好きなのだが、あまりやっている店がないし、この夏はもう一度くらい食べに来るかも?と感じた。冬になったら久々にラーメンも食べに来ようかな。(06.07)
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